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発行日時
2017-7-4 22:43
見出し
アマゾンのホールフーズという高級スーパーの買収
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http://blog.livedoor.jp/yosizoukabu/archives/53307800.html アマゾンのホールフーズという高級スーパーの買収への外部リンク
記事詳細
先月のお話になりますが、アマゾンが1.6兆円という買収に使う金額としてはアマゾン史上過去最大の巨額資金を使って高級スーパーを買収するというニュースが発表されていました。

ホールフーズ・マーケットという高級スーパーチェーンを買収したのですが、今までのアマゾンとは違い、リアル店舗を買収したところが市場には驚きをもって受け入れられました。

ネット小売り最大手のアマゾンは、今までネットでの分野に力を入れていたのですが、今回の買収はリアルの店舗。普通に一般の方々が買い物にいくスーパーを買収したというところに驚きが広がっています。

このホールフーズ・マーケットという企業は、全米に464店舗を展開しており、売上高は全米10位に位置するスーパーマーケットチェーンです。高級スーパーであり、オーガニック製品や自然食品などに力を入れており、富裕層をメインターゲットとしています。

今回の買収は、実験的に小売店を買収したという規模ではなく、本気でリアル店舗に足がかりを作りに来たということで、買収のニュースが発表された当日は、既存の小売りチェーン(ウォルマートやコストコ、クリーガーなど)は軒並み大きく値を下げていました。

今回の買収金額は巨額の1.5兆円。しかし、アマゾンの2016年の売上高は15兆円、純利益は2600億円なので、単純に6年間の利益で買収額が賄える程度でなので、アマゾンにとっては巨額というほどでもないです(まあ、でも金額的には巨額だけどね)

さて、今まではネットのアマゾン、リアル店舗のウォルマートやクリーガーなどと一応棲み分けができていました。ただし、食料品についてはアマゾンはネット販売ということでまだまだリアル店舗と対等に渡り合える状態ではありませんでした。

今回の買収で、アマゾンはいきなりリアル店舗へと殴り込みをかけることになったのです。

食料品をネットで販売するとしても、配送ルートや留め置き場所・受取場所等が必要となります。豊富な店舗網をもつホールフーズを手に入れることで、店舗から配送したり・受け取ったりすることも可能となります。

自前で食料品倉庫を全米に配置するには巨額の費用が掛かりますが、すでにある店舗を買収することで労することなく揃えることができるのです。

また、ホールフーズが高級スーパーであるという点も見逃せません。アマゾンはどちらかというと富裕層がターゲットとなります。会費を取って優良なサービスで顧客を囲い込み、シェアを確保していく戦略です。

なので、ホールフーズとアマゾンはターゲット層が似ているため、シナジー効果がよいと言えます。

アマゾンの得意な物流倉庫の自動化。食料品で行うにはアマゾンの取扱量だけでは効率がいいとは言い難いがホールフーズと組むことでそこも補え、他社を圧倒するシステムを作り上げることができるかもしれません。

ただ安いだけの商品を欲する層ではなく、高くても新鮮な食材を欲する裕福層をターゲットにすることで、この食料品物流自動化のメリットが活かせてきます。より早く、より大量に鮮度を保ったまま全米各店舗へ配送できれば、他社との差別化を図れ、またネット食料品販売へと繋げていくことができます。

ネットで商品を買うことが当たり前になってきている現在において、家電小売店などはネット販売のための商品見本市とも揶揄されるぐらいネットでの販売がリアル店舗を侵食しています。

でも、食料品に関してはまだまだネット利用の敷居は高く、リアル店舗で買い物をする人が大半です。逆にいえばここを発掘することで、独占という多量の財宝を手に入れる一歩を進む事ができるのです。

リアル店舗での食料品の販売をアマゾンがネットへと奪っていけば、もはやアマゾンに太刀打ちできる企業はなく、唯一無二の巨人が誕生することになります。

もしも今後、ネットでもリアルでも強力な販売網を築き上げた時、アマゾンが誇る豊富なキャッシュを武器に、利益を度外視した低価格戦略を打って出ると、もはやウォルマートですらお手上げの状態になるかもしれません。

かつて書店を一掃したようにアマゾンはリアルな同業他社に大きな打撃を与えるノウハウと資金力を有しています。食品小売店においても同じ現状が起きたとしたら、もはやショッピングというインフラはアマゾンに支配されたといっても過言ないかもしれません。

そんな圧倒的なパワーを手に入れる一歩にまさに踏み込んだかもしれない買収劇だったのです。





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